TGO国際行政書士事務所の代表です。私の前職は、不動産屋さんです。まったくの未経験から開業しました。

さて、不動産屋さんを始めるにあたって、もちろん経験があった方が良いのですが、まったく業界経験が無くても開業することができます。不動産業・宅建業の開業は、意外かもしれませんがとても敷居が低いと個人的には感じています。

いくつか理由がありますが、私が宅建業を未経験で開業するにあたって根拠としたものは以下のものです。

1、開業に必要な資格は宅建のみ
2、開業に特別な技術、知識が不要
3、大きな開業資金が不要

1、開業に必要な資格は宅建士のみ

不動産業開業にあたって、必要な資格は宅地建物取引士(いわゆる「宅建士」)のみです。

受験資格は特に無く、比較的簡単に取得できる資格です。業種によっては、参入障壁を作る為に、とても難易度の高い資格試験を課すものもありますが、宅建士は、通常、数ヶ月ほどの勉強で取得可能です。

また、宅建士を持っている従業員を専任として雇えば、自分が取得する必要すらありません。

その他に、業種によれば、実務経験を条件とするものもありますが、不動産屋さんを始めるにはそういったものは不要です。

2、開業に特別な技術、知識が不要

何か商売を始めるとき、商品知識と仕入れルートの確保が必要となります。しかし、不動産業の開業にあたっては、これらは差し当たって不要です。

扱う商品は「住宅」(店舗、事務所ということもありますが)です。誰でも自分自身で日々使用しているものですから、すでに一通りの商品知識を持っているといえます。

また、より専門的な商品知識についても、不動産に関し法律で決められた取引ルールがありますので、それに従っていれば、必要な情報を自然と習得していきます。業者に対する法律上の縛りが、ある意味、ガイド役になっているのです。

そして、仕入れルートの確保についてですが、まずは客付け仲介から始めれば、特に不要です。なぜなら不動産業界では、流通物件を誰でも扱えるからです。在庫を共有しているイメージです。他の不動産屋さんの店頭に並んでいる物件でも、自社で扱うことができるのです。

3、大きな開業資金が不要

不動産業は自社物件の売買や賃貸を行わない限り情報商売です。したがって、厨房設備、什器等を必要とする飲食店や在庫、展示用の商品仕入れを必要する小売業などに比べ、比較的低廉な開業資金で始められます。

極端な例でいうと、自宅を事務所にして始めれば(事務所要件を満たす場合に限る)、必要なお金は業者登録と協会加入に係る費用と、名刺代くらいで済んでしまうのです。概ね200万円弱くらいかと思います。

 

いかがでしょうか。宅建業開業の法律上、事実上、経済上の敷居は意外に低いのです。

未経験で不動産業を開業したい方、当事務所で丁寧にサポート致します。詳しくはこちらをご覧ください